プログラミング その2

プログラミング

今回は、プログラミング その1の続きである、「変数・定数」と「計算」について学習・演習していきましょう。

1. 変数とは?

「変数」とは、数値や文字などのデータを一時的に入れておく箱のようなものです。
たとえば、計算した結果を変数に保存しておくと、あとでその値を使って別の計算をしたり、画面に表示したりすることができます。

まずは、変数を使うための基本の書き方を見ていきましょう。

let 変数名 = 値

このように書くことで、プログラム上で変数を用意し、その変数に値を入れることができます。下記に変数を用意して、前回学習した「console.log(…)」を利用し、変数の使い方を学習していきましょう。

let x = 10
console.log(x)

変数は文字列と違い、クォートで囲んではいけません。上記のコードを実行すると、コンソール上に10という数字が出力されるのが確認できるかと思います。

このように、数値や文字列などを、変数に格納することによって、そのプログラムの実行中はその値を保持しておくことができます。

また、途中で値を書き換えることができます。

let x = 10
console.log(x)

x = 20
console.log(x)

この場合、最初の出力では10と表示されますが、x = 20に書き換えたとに変数xを出力すると20と表示されます。

2.定数とは

「定数」とは、変数と基本的には同じ役割なのですが、変数と違い再代入不可な文字となります。

定数の宣言の仕方は以下の通りになります。

const 変数名 = 値

このように書くことで、プログラム上で定数を用意し、その変数に値を入れることができます。同様に定数もコンソール上に出力してみましょう。

const PI = 3.14
console.log(PI)

基本的な使い方は変数と同じように使います。しかし、変数と違うところとして、先ほど説明した通り、再代入しようとするとエラーを起こします。エラーを起こす書き方も見てみましょう。

const PI = 3.14
console.log(PI)

PI = 3

上記のコードは、実行しても動きません

このようにプログラミングでは、構文を間違えるとコンピュータがエラーを起こすようになっております。

3. 計算について

次に、基本的な四則演算について見ていきましょう。
足し算や引き算などの計算には、「演算子」というものを使用します。

JavaScriptでは、主に次のような演算子を使って計算を行います。

  • + … 足し算
  • - … 引き算
  • * … 掛け算
  • / … 割り算
  • % … 余り

それでは、実際にコードを書いて確認してみましょう。

console.log(5 + 3)
console.log(10 - 4)
console.log(6 * 2)
console.log(8 / 2)
console.log(7 % 3)

このコードを実行すると、コンソールには次のように表示されます。

8
6
12
4
1

最後の % は「余り」を求める演算子です。
たとえば 7 % 3 は、「7 ÷ 3 をしたときの余り」を表しているので、答えは 1 になります。


3-1. 変数を使って計算する

計算は、数値をそのまま書くだけでなく、変数を使って行うこともできます。

let x = 10
let y = 5
console.log(x + y)
console.log(x - y)
console.log(x * y)
console.log(x / y)

このように書くと、変数 xy に入っている値を使って計算することができます。

実行結果は次のようになります。

15
5
50
2

このように、変数を使うことで、あとから値を変えても同じ形で計算できるようになります。

3-2. 計算結果を変数に入れる

計算した結果を、そのまま表示するだけでなく、別の変数に保存することもできます。

let price = 1000
let tax = 100
let total = price + taxconsole.log(total)

このコードでは、price + tax の結果を total という変数に入れています。
そのため、console.log(total) を実行すると、合計の 1100 が表示されます。

このように、計算結果を変数に保存しておくと、あとで何度も使うことができます。

3-3. 文字列と数値の違いに注意

ここで、少し注意してほしいことがあります。
JavaScriptでは、数値文字列は別のデータとして扱われます。

たとえば、次のコードを見てください。

console.log(10 + 5)
console.log("10" + "5")

1行目は数値どうしの計算なので、結果は 15 になります。
しかし2行目は文字列どうしなので、計算ではなく文字の連結になり、結果は "105" になります。

この違いはとても大切です。
数字に見えても、クォートで囲まれていると文字列になるため、思った通りの計算ができないことがあります。


3-4. 練習してみよう

それでは、実際に自分で書いて練習してみましょう。

練習1

変数 a8、変数 b4 を入れて、足し算の結果を表示してみましょう。

練習2

変数 num20 を入れて、そこから 5 を引いた結果を表示してみましょう。

練習3

price300count4 を入れて、合計金額を求めて表示してみましょう。

3-5. 練習問題の解答例

練習1 解答

変数 a8、変数 b4 を入れて、足し算の結果を表示する問題です。

let a = 8
let b = 4console.log(a + b)

実行結果

12

練習2 解答

変数 num20 を入れて、そこから 5 を引いた結果を表示する問題です。

let num = 20console.log(num - 5)

実行結果

15

練習3 解答

price300count4 を入れて、合計金額を求めて表示する問題です。

let price = 300
let count = 4console.log(price * count)

実行結果

1200

4. まとめ

今回は、「変数・定数」と「計算」について学習しました。

  • 変数は、値を入れておける箱
  • 定数は、一度入れた値を変えられない箱
  • +, -, *, /, % などの演算子で計算ができる
  • 変数を使うことで、計算結果を保存したり再利用したりできる
  • 数値と文字列は違うので、クォートの有無に注意する

プログラミングでは、変数と計算はとても基本となる大切な内容です。
この先の学習でも何度も使っていくので、しっかり慣れていきましょう。

また、最近はプログラミング個別の方を受講されている方が増えてきましたので、よろしければそちらもご検討ください。

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